アフガニスタンでジャーナリストに対する暴行が多発

アフガニスタンでは過激派組織「タリバン」(ロシアでテロ組織に指定、活動禁止)が政権を掌握して以来、国内で30人以上のジャーナリストが暴行被害を受けている。暴力事件の9割はタリバンによるものだという。アフガニスタンのトロ・ニュースがジャーナリスト同盟の発表をもとに報じた。
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アフガニスタン・ジャーナリスト同盟は国内で活動するジャーナリストの状況を分析した。その結果、ジャーナリストに対する暴力事件が30件に達していることが分かった。こうした事件のうち、およそ9割がタリバンによるものだという。ジャーナリスト同盟のマスルラ・ルフティ会長が明らかにした。
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こうした事態を受け、ジャーナリストらは深刻な懸念を表明し、メディア関係者の安全に加え、情報公開を保障するよう当局に要請した。
これに対し、タリバンの内務省担当者はジャーナリストの安全確保に向けて努力していると表明している。
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