AGM-158C LRASMは、米海軍が開発した長距離対艦ミサイルで、射程は930キロ。フォーブスによると、LRASMを用いた攻撃訓練として、10月19日に米爆撃機2機が黒海上空の国際空域で訓練飛行を実施した。ロシア国防省は、これに対してクリミアに拠点を置くロシア空軍のSu-30戦闘機2機が緊急発進し、追跡したと発表していた。フォーブスは、ロシア艦隊に重大な損害を与えるためには、例えば、露バルト艦隊に対してはB-1爆撃機2機とLRASMミサイル48発で十分だと報じている。関連記事