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消えゆく死海 水位は毎年低下、周辺には数千の陥没穴

中東に位置する死海が1960年以降、気候変動により縮小を続けている。湖面の面積は3分の1となり、現在も水位は毎年1メートルずつ低下。その影響で後退した海岸には大量の陥没穴が形成されている。
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イスラエル地質調査所がAFP通信に語ったところによると、こうした陥没穴は現在、死海沿岸部やヨルダン、ヨルダン川西岸などで、合わせて数千の陥没穴が存在するという。
こうした陥没穴は毎日のように出現し、沿岸部を走る幹線道路にまで被害が及ぶことも。これにより、ゴーストタウンへと姿を変えてしまった沿岸部のリゾート地もいくつか存在する。
ある水文学者は、死海の後退は避けられず、今世紀中は陥没穴は増え続けると推測している。
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エン・ゲディ近郊で、死海の水位低下によって形成された陥没穴

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊に形成された陥没穴

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リゾート地、ネベゾハール地区で死海に浮かぶ観光客

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊で、蒸発し鉱物が結晶化して形成された模様

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊で、陥没穴の中で草を食むアイベックス

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死海西岸の街、エン・ゲディで、死海の水位低下によって形成された陥没穴で崩れた道路

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アイン・タマル近郊で、鉱物が結晶化して形成された模様が浮かび上がる死海の表面

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊の海岸で、鉱物が結晶化してできた模様

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死海西岸の街、エン・ゲディで撮影された、干上がった海を横切って死海へ向かう川

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊に形成された陥没穴

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死海沿岸のミツペシャレム入植地で、海水浴を楽しむ人々

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死海西岸の街、エン・ゲディ近郊で、干上がった海に設置されている警戒標識

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