新型コロナウイルス

コロナの万能薬 ロシア人科学者らがCOVID-19の中和抗体の作成に成功

ロシア科学アカデミー、シベリア支部の分子細胞生物学研究所が、SARS-CoV-2の中和抗体の作成に成功した。
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抗体はワクチンを接種し、人体に自力で作成させることも、感染の結果、獲得することも可能だが、もう一つの方法として単に製造し、患者に注射で投与することもできる。ロシアは国産初のSARS-CoV-2の抗体はすでに作成され、現在、前臨床試験が行われている。
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ロシア人科学者らは新型コロナの回復者のB細胞から採取したヒトの特殊なモノクローナル抗体の獲得に成功した。抗体は初回の実験室でのテストでも動物実験でもSARS-CoV-2に対する有効性を示しており、単独の抗体としても総合の抗体としても現在存在するウイルスの変異株に対する防御力があることがわかった。
ロシア人科学者らは中和抗体を予防または治療の一環として摂取することで患者体内でおきるウイルス複製を著しく制限することができ、重症化を防ぐことができると語っている。
前臨床試験は2022年末までに終了し、ヒト用の中和抗体はこの先3年以内に生産が始まる。
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