米国、ウクライナへの防衛兵器供給に関する規制解除を呼びかけ

米国防総省のローラ・クーパー国防長官補佐官(ロシア・ウクライナ・ユーラシア担当)は米国のあらゆる同盟国に対し、防衛を目的としたウクライナへの軍事兵器供給に関する規制を解除するよう要求した。
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クーパー補佐官は米ワシントンD.C.の戦略国際問題研究所で開かれたイベントに出席した中で、次のように発言した。

あらゆる同盟国が防衛を目的としたミサイルなどの支援供給に関する規制解除を何よりも望む。現時点で米国は多目的ミサイル「ジャベリン」を供給しており、ウクライナとジョージアはすでにこれを購入している。

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ウクライナへの軍事支援を巡って、ロシアと欧米の間では対立が先鋭化している。
ウラジーミル・プーチン大統領は米国防総省のロイド・オースティン長官がウクライナの首都キエフを訪問したことで、北大西洋条約機構(NATO)加盟の扉を開き、ロシアに実際的な脅威をもたらしていると表明していた。
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