米グアンタナモ収容所の囚人、裁判でCIAの尋問手法について明かす

国際テロ組織「アルカイダ(ロシアで禁止)」に関与した罪で米グアンタナモ収容キャンプに収容されている囚人が、CIA(米中央情報局)が尋問の際に使用した手法について初めて語った。法廷の動画をもとにAP通信が報じている。
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囚人によると、尋問の際に数日間、裸で天井から吊るされ、冷水を浴びせられたという。また睡眠や食事も与えられず、暴力や性的虐待を受けたという。
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法廷で囚人は「死ぬかと思った」と述べた。
グアンタナモ基地を基盤とした国際テロリスト収容施設は2001年9月11日の同時多発テロを機に整備。同収容所では多くの囚人が裁判や調査もなしに収監され、拷問を受けていることから、OSCE(欧州安全保障協力機構)や国連専門家は米国に対して、一刻も早く同収容所を閉鎖するよう求めている。
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