インドで中国まで飛行可能な弾道ミサイルをテスト

インド軍が夜間に大陸間弾道ミサイル「Agni-V」を発射した。サイト「Army Recognition」が明らかにした。
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ミサイル発射はオディシャ州沿岸のアブドゥル・カラム島の試験センターで実施された。固形燃料ミサイルは5000キロ超を飛行することに成功し、Agni-Vの弾頭部はベンガル湾に落下した。ミサイルの飛行はレーダーと光学電子システムで追跡が行われた。
北朝鮮の弾道ミサイル、飛距離は430-450キロメートル=聯合ニュース
同サイトは、実験の目的は軍事力の誇示の可能性があると強調する。前回の実験ではミサイルの飛行距離は3000キロを超えなかったが、今回、Agni-Vの飛距離は中国の経済的中心部の攻撃を可能であることを示した。公表されたミサイルの最大飛距離は8000キロとされる。
サイトの情報によれば、3段式ミサイルの開発にはすでに3億ドル超(約341億円)が支出されている。現在、インドの開発者らは、Agni-Vの分割される弾頭部の研究を進めているが、このことは核兵器搭載可能なミサイル製造が可能になることを意味する。
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