財務省改ざん関連文書の不開示 妻が開示求め提訴

日本の学校法人森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざん問題で、同省の調査報告書を非開示とした決定の取り消しを国に求め、自殺した同省近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(50)が29日、大阪地方裁判所に提訴した。日本のメディアが報じた。
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雅子さんは今年8月、改ざんの具体的な経緯を明らかにするため、財務省と財務局に対し、調査時に収集した資料や、捜査を担当した大阪地検特捜部に任意提出した文書などの開示を請求した。
また、今月6日には、岸田首相宛に改ざん問題の再調査を求める手紙を送っていた。
しかし財務省は11月付で「捜査活動の内容を明らかすることになる」として雅子さんに不開示を通知した
大阪市内で記者会見した雅子さんは、俊夫さんが改ざんの経緯を記した「赤木ファイル」が6月に開示されたが、指示系統までは明らかにならなかったと説明。そのうえで「本当のことを知りたい」と訴えた
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