テドロス事務局長はG20財務・保健相会合の中で「生物学的に、我々が抑制できない別のウイルスが出現することに疑いの余地はない」と述べた。
テドロス氏は、次のパンデミックに備えるために、現在のパンデミックから教訓を得る必要があるとも強調した。
テドロス氏は、世界には「より強化した」WHOが必要であると指摘。保健分野の脅威に対抗する財政評議会を作り、またパンデミック対策協定を結ぶことによる、パンデミック対策を確保する新たな資金枠組みやより効果的な運営が必要とされていると語った。
テドロス氏はこれより前、新型コロナパンデミックは、人類が終わらせようと決断した時に終結すると宣言した。世界には感染症に打ち勝つ全ての手段があり、COVAX(COVID-19ワクチンへの公平なアクセスを目的としたグローバルな取組み)やAVAT(アフリカワクチン入手トラスト)を優先し、全人類の少なくとも40%にワクチンを接種する必要があると主張していた。
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