豪動物園 繁殖期の体長4メートルのワニ、仲間から隔離

オーストラリアの動物園は、体長4メートルのミシシッピワニ「カニエ・ウエスト」が性的に不安であり、職員や仲間に攻撃的な行動をとったとして、隔離したと発表した。メール・オンラインが伝えている。
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有名な米ラッパーにちなみ「カニエ・ウエスト」と名付けられた若い雄ワニは体重350キログラム。54匹の仲間とともにラグーンで生活している。猛暑が続き、また繁殖a期が始まったことにより「カニエ」は徐々にアグレッシブな行動を見せるようになった。ティム・フォークナー園長によると「カニエ」は同園職員に襲い掛かったり、仲間を威嚇するようになったという。
4メートルのワニを抑えるには職員12人が動員された。チームは「カニエ」の上顎に縄を引っ掛け、水から引きずりだした。水中ではワニは簡単に人間を捕獲し、溺死させることもできるからだ。
最終的に、職員チームは「カニエ」が隔離状態で、誰にも危害を加えない場所への移動を成功させた。動物園では、2か月後にはワニのホルモンが安定し、ラグーンに戻ることができると期待している。
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