前日のショートプログラム(SP)を2位で折り返したパブリチェンコ/ホディキン組はフリーの演技で123.62ポイントを獲得し、合計193.08ポイントで総合2位となった。一方、前日のSPを首位で発進した中国のスイ・ウェンジン/ハン・ツォン組は合計224.05ポイントで、2位に大きく差をつけて優勝した。3位には、米国のアシュリー・ケイン/ティモシー・ルデュク組が滑り込んだ。
ソチ五輪金メダリストのマクシム・トランコフ選手(38)はホディキン選手がSP後の取材で「伝統的な演技はつまらない」と発言したことを受け、ツイッターに投稿した中で「だったらサーカスに行ったほうがよっぽど面白い」と揶揄した。このコメントについてホディキン選手は記者会見の中で次のように答えた。
どういうフィギュアスケートが好きかということを言っただけ。もし誰かが批判したいのならば批判すればいい。私はただ自分が見たいものがどういうものかを表現しただけだ。誰かの意見をこのように批判するというのは、あまり良くないように思う。
パブリチェンコ選手は18歳で、ホディキン選手は22歳。2人は2020年欧州選手権で銅メダルを獲得したほか、昨シーズンのロシア選手権では同じく銅メダルを手にした実力者。またGPシリーズでメダル獲得の経験も多い。
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