先にトルコのタイイップ・エルドアン大統領はシリア領から「奇襲を繰り返すテロ組織」に「忍耐の堪忍袋の緒が切れた」と表明し、自国の軍でもって脅威を排除するとした。
トルコ議会は26日、イラクとシリアに派遣している部隊の駐留を2年にわたって延長する決定を下した。ロシア外務省はトルコが予定してる軍事作戦について、シリアの主権を考慮する必要があると表明している。
シリア外務省が発表した声明には、次のように記されている。
シリアは、イラクとシリアに派遣している部隊をトルコ大統領の決定によって2年間にわたって延長するというトルコ議会の決定を厳しく批判する。
シリア側は、エルドアン大統領の政策が地域と世界の安定、及び安全保障を脅威にさらすほか、国連安保理決議に違反するものと指摘している。
シリア政府は国連安保理決議、及び主権国家の防衛に関する国際法に基づき然るべく対応する権利を持つと指摘している。
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