これより前の29日、米国家情報長官室の公式サイトで新型コロナウイルス起源に関する報告書が更新された。ウイルスの起源をめぐっては、動物を介してヒトに感染した説と、中国・武漢のウイルス研究所からの流出説の2つの説が出ているが、この報告書によると米国諜報界はどちらも正しい可能性があるとしており、結論を出していない。さらに報告書から、米国情報機関は新型コロナウイルスは遺伝子組み換えされていないと考えていることが分かった。
汪文斌報道官は、これは明らかに政治的であり偽りの報告書であり「科学的妥当性と信頼性はない」と断言した。
同報道官は「新型コロナウイルス起源の調査に情報機関を使っていること自体が、この問題を政治化している動かぬ証拠である」と語った。
関連ニュース