米中外相が会談 台湾問題をめぐり見解の違いが鮮明も対話継続で一致

10月31日、米国のブリンケン国務長官と中国の王毅外相がG20サミットの首脳会議会談が開催されているイタリアで会談を行った。
この記事をSputnikで読む
米中関係に関しては、米国が台湾への関与を強めているのに対し、中国は台湾に向け多数の戦闘機を進入させるなど圧力をかけるという状況が広がっている。
中国がアジア太平洋地域での「攻撃的」政策を変更するよう米国に訴え
ブリンケン国務長官は、「一つの中国」という政策を変更することはないと述べ、王毅外相からは、真の「一つの中国」の政策を求めると強調したとされる。
一方で、両国は10月に電話で首脳会談を行ったほか、今月6日にはスイスで高官協議を行うなど、対話を継続することで考えが一致している。
米中両国の外相が対面で会談するのは今年3月以来となる。
関連ニュース
台湾の蔡英文総統、米軍駐留を認める
米、中国の兵器近代化に懸念=ホワイトハウス
コメント