「イカゲーム」の仮想通貨開発者、オンラインゲームの開催を約束し、200万ドル超を稼いでとんずら

米動画配信サービス大手ネットフリックスのドラマ「イカゲーム」をモチーフにしてつくられた仮想通貨Squidは、詐欺だった。開発者は「イカゲーム」をモチーフにしたオンラインゲームの開催を約束し、200万ドル(約2億2800万円)超を調達して、姿を消した。Gizmodoが報じた。
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開発者は数日間で200万ドル超を稼ぎ、その後、Squidトークンが販売されていたサイトは削除された。なお、Squidを購入する際、ユーザーにはトークンの転売は不可能だと警告されていた。
開発者は、「イカゲーム」をモチーフにしたオンラインゲームの開催を約束していた。参加費は、複数のトークン、例えば、第1ステージの価格は456 Squidだった(ドラマの主人公の番号も456番)。主催者は、参加費から得た利益の90%を、今年12月に実生活で優勝者に授与すると約束していた。
Squidは最高値の2861ドルまで上昇したあと、すぐに0ドルまで下落した。このようなタイプの詐欺は「ラグプル(rug pull)」と呼ばれており、仮想通貨の開発者がトークンをリアルマネーですばやく現金化し、取引所の流動性プールを使い果たしたときに発生する。
Squidのサイトは削除され、ネット上にはアーカイブされたバージョンのみが残った。
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