高耐性ガラスの基に使われているのはペロブスカイト(灰チタン石)のナノ結晶。研究者らは独自の技術を開発し、ナノ結晶をポーラスガラス(多孔性硝子)と組み合わせ、安定した複合材料を作ることに成功した。この新素材は湿度に強いため、水に落としても大丈夫で熱や光による作用に強い。
こうしたガラスは照明器具やソーラーパネルだけでなく、電子機器の画面にも使用できるなど、高耐性・高透明の新しいガラスの用途が広がる。
研究者らはこのナノ結晶入り高耐性ガラスを「最も必要度の高い白色LEDなどに見事な照明効果を上げるため」にさらに改良を重ねていく意向をあらわし、この新技術がエネルギー、化学産業分野で必要度の高いナノ結晶の複合ガラスの次世代を切り開くことに期待を表している。
先日スプートニクは、サムスンが折り畳み式ノートブックの開発に取り組んでいると報じた。柔軟なスクリーンのノートブックは来年2022年にもリリースされる。
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