エリクソン社のレポートは、5Gの積極的導入で欧州地域は発電、交通運輸、生産、建設と最も環境への汚染度の高い4つの部門における二酸化炭素の排出量を5500万トンから1億7000万トン削減することができると指摘している。この数値は3500万台の車を走行させない場合に得られる二酸化炭素の削減量に匹敵する。
エリクソン社は、「グリッドに直接接続できるようになることで、より環境に優しく、低炭素な未来が実現し、2050年までの温室効果ガス排出量ゼロの達成に影響を与える」と述べている。
専門家らの試算では、現在5G通信がカバーしているのは地球人口のわずか15%。このため専門家らは5Gの展開にターゲットを絞るべきだと指摘している。
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