暴行の疑いで逮捕されたのは同県鹿屋市の会社員、山下昌司容疑者(43)と、いずれも宮崎県都城市の会社員、黒木寿容疑者(25)、黒木成容疑者(23)、深江一人容疑者(50)。
薩摩川内警察署によると4人は今年8月26日、市内を流れる川にかかる橋の工事現場で、同僚の男性(当時50)をクレーンで吊り上げて振り回したり、川に投げ入れて暴行を加えた疑いが持たれている。
調べに対し、4人はいずれも容疑を認めているという。
事件から1か月後、男性は同じ現場付近で工事の休憩中、4人と一緒にいた際、川で溺れ死亡した。
警察は男性が死亡した際、作業着のままだったことなど不自然な点があることから、事故と事件の両面で調査しているという。