英国 生後数週間の子猫がバンが乗り込んで100キロを迷走

英国で、生後わずか5週間の子猫「リンゴ」が走行中のバンのエンジンによじ登り、マージーサイドからスタッフォードシャーまで約100キロを旅した。デイリーメール紙が報じた。
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リンゴが乗り込んだのは通信技術者のドウェイン・オフォエメとその同僚2人の運転するバン。オフォエメ氏らが車から降りるとどこからか「ニャー」という鳴き声が聞こえたため、エンジンの中に小さな子猫がいることがわかった。猫は怯えて出てこようとしなかったため、ドライバーらは英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)に助けを求めた。
すぐに現場に到着したRSPCAの検査官がキャットフードでおびき出し、子猫をエンジン・ルームから救いだした。子猫は検査官によって動物病院に搬送され、診断を受けた結果、体重はわずか600グラムしかないことがわかった。猫は必要なケアを受け、ビートルズのドラマーにちなんで「リンゴ」と名付けられた。
リンゴは近くワクチンを接種され、チップを埋め込まれることになっており、それが終了すると飼い主探しが始まる。
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