新型コロナウイルス

米FDAがファイザーの臨床試験に関する違反についてコメント、「データ結果信じる」

米テキサス州で行われていた新型コロナウイルス・ワクチン「ファイザー」の臨床試験で重大な深刻な違反があったと報じられる中、米国食品医薬品局(FDA)はプレスリリースを発表し、同ワクチンのデータ結果に対する信頼を表明した。
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FDAはファイザーの臨床試験で発生した重大な違反については調査中のためコメントは控えるとしつつ、「ワクチン承認の際に提示されたデータの結果を完全に信頼している」と表明した。
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学術雑誌BMJによると、2020年秋にテキサス州の民間研究所Ventaviaが新型コロナウイルス・ワクチン「ファイザー」の臨床試験を行っていた際、深刻な違反が発生していたという。Ventavia社は試験データを操作していたほか、十分な経験を持たないワクチン接種者を臨床試験に採用し、さらには臨床試験の過程で報告されていた望ましくない症状について迅速な調査を行わなかったとのこと。
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