G20サミットはイタリアの首都ローマで10月30日から31日にかけて開催された。バイデン大統領はトルコとの同盟関係を確認し、北大西洋条約機構(NATO)のパートナー国としての重要性も指摘した。それと同時に、バイデン大統領はトルコがロシア製防空ミサイルS-400を購入した事実について懸念を表明した。
米国はトルコに対し、懸念を「極めて明確に」示したほか、米国のF35プログラムからトルコを追放することとなった経緯について伝えたという。
ロシアとトルコは防空ミサイルシステムS-400に関する契約を2017年に交わした。これらのミサイルは2019年の夏から秋にかけてトルコに納品された。
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