メリニコフ氏は自身のツイッターで、「3日19時20分(モスクワ時間10時20分)にカリムスキー火山で大規模な噴火が発生した。火山灰の噴煙が上空10キロまで立ち昇った。火山灰の他にも大量の火山ガス(二酸化硫黄)が噴出した」とコメントした。
カムチャツカ火山噴火対応チーム(KVERT)の情報によれば、火山灰は600キロ超に渡り広がった。
同チームのサイトでは、「中規模の火山噴火が続いている。KVERTの衛星データによれば、規模が550キロ×130キロの火山灰の噴煙が、火山から南東625キロに渡り広がっていることが観測されている」と報告している。
カリムスキー火山はカムチャッカ半島の東部、ペトロパブロフスク・カムチャツキー市から115キロに位置する。火山の高度は1486メートルとなる。