デュジャリック報道官は記者会見で次のように発言した。
事務総長は国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)の車両を月曜日にバンギで攻撃したCARの大統領直属部隊を厳しく非難する。この結果、エジプトから到着したばかりで武器を持っていなかった平和維持軍の兵士ら10人が負傷した。事務総長は、国連平和維持軍に対する攻撃は軍事犯罪に値すると強調している。事務総長はこの許しがたい攻撃に罪のある人物を調査し、速やかに責任追及する努力を惜しまないようCAR政府に要請している。
CARで平和維持活動を行う国連の平和維持軍は2日、エジプトから到着したばかりの兵士ら10人が大統領直属部隊に攻撃されたことを発表していた。国連側によると、大統領直属部隊は警告することなく平和維持軍に発砲を行ったという。平和維持軍を乗せたバスが撤退する際、この車両に女性が轢かれて即死した。
一方、CARの報道官によると、大統領直属部隊は平和維持軍に警告したにも関わらず、平和維持部隊が大統領官邸に極めて近く接近したことから発砲したと説明している。
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