専門家らは、全米健康栄養調査の一環で1999年から2002年に得られた年齢20-65歳の5309人の体調データを分析。
炭酸飲料をよく摂取する場合、慢性疾患の発達リスク増加と寿命短縮に関連するDNA領域であるテロメア(染色体の末端部の構造物)が短く、それに対して定期的に生絞りジュースを飲む人のテロメアは長くなっていることがわかった。
共同執筆者の1人、心理学専門のエリッサ・エペリ教授は、甘い炭酸飲料は発病リスクを高めるだけではなく、寿命を縮めるとしている。この関連性が発見されたのは初のことだと強調した。
同教授は、今回の調査対象は成人のみだったが、調査結果は子どもにも当てはまると指摘している。
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