国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催されている英グラスゴーでは5日、大規模なデモが行われた。主催者の発表によると、参加者は約2万5000人に上った。
トゥーンベリさんはデモの最後に登壇し、「COPは、世界の指導者らが美しい演説と奇抜な目標を発表するPRイベントに成り下がった。その舞台裏で、各国政府は依然として思い切った気候変動対策をとることを拒んでいる」と非難した。
トゥーンベリさんの意見では、世界の指導者たちは現状維持を決意しているという。また、人や自然の搾取は世界政府の積極的な選択であると述べた。
先に、グラスゴーでは5日と6日に数万人が参加する大規模なデモが計画されていると報じられていた。特に、5日には「ユースデー」に関連した若者らによるデモが行われ、6日には約5万人が参加するデモが予定されている。
グラスゴーの警察は、これらのイベントの計画や準備において主催組織と緊密に協力しているという。
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