ベトナム首都ハノイ 初の都市鉄道開業 交通渋滞の解消へ

ベトナム首都ハノイで6日、初の都市鉄道が開業した。交通渋滞の悪化を背景に、鉄道需要が高まっていた。NHKが報じている。
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6日に開業したのは首都ハノイ中心部にあるカットリン駅とイエンギア駅を結ぶ路線。延長は約13キロメートル。ベトナムでは初の都市鉄道の開業。6日から15日間は運賃無料となり、市民が早速乗車していた。
ベトナムでは、交通渋滞の悪化から都市鉄道の需要が高まっていた。日本や中国の支援を受け整備が進められているが、土地の収用などに時間がかかり開業予定が先延ばしになる他、総事業費の膨張など計画の変更が相次いでいる。
今回開通した路線は中国の支援で整備が進められてきたが、地元メディアによると、2011年の着工から計画は12回にわたり延期されたという。
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