新型コロナウイルス

致死の物質がコロナからの救世主に 共同研究

スコットランドのアバディーン大学とエジプトのスエズ運河大学は共同でサソリの毒にコロナウイルスを制する働きを調べる研究を行っている。アバディーン大学のサイトのプレスリリースで明らかにされた。
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研究グループは、サソリは地球上で最も古い生物に数えられ、その毒に含まれる生理活性ペプチドの「驚くべきカクテル」には強力な抗菌性や抗ウイルス性があると指摘し、まさにこれが毒を分泌する腺を細菌から守っており、COVID-19の新薬の基礎となりうると考えている。
研究グループを率いるウェール・フセイン博士は「新薬の原料としてのサソリの毒の研究は、エキサイティングで生産的な分野であり、さらなる研究に値する。この毒に極めて強力な生理活性ペプチドが含まれていることはすでに確信しており、これからさらに多くの新しい発見があるはずだ」と述べている。
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