搭載された9機の小型衛星には、民間企業や大学が開発したもののほか、高専10校が開発した木星の電波を観測する衛星も含まれている。
固体燃料ロケット「イプシロン」5号機は、全長26メートル、直径2.6メートル、重さ96トン。打ち上げ費用は58億円。
前回、7機の小型衛星を搭載した「イプシロン」4号機の打ち上げは、2019年1月に行われた。
JAXAによると、イプシロンは「高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケット」で、「ロケットの打ち上げをもっと手軽なものにし、宇宙への敷居を下げる」ことを最大の目的としている。
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