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眠りについての従来の説が覆される

スイスのローザンヌ大学病院の研究者グループが脳波が遅くなった時に深い睡眠に入るという従来の説を覆す研究結果を発表した。本研究の成果は、学術雑誌「Current Biology」に掲載された。
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研究者らは、慢性的な不眠症に悩む患者らに何が起きているかを入念に調べた
研究の結果、不眠症に悩む人の場合、遅い脳波の眠りと速い脳波での眠りがある程度重なっており、起きているときと眠っているときが同時に存在していることが結論づけられた。
研究者らはこの発見によって遅い脳波が必ず深い眠りやその後の熟睡感を示すという従来の考え方が覆されたと考えている。
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