在米大使館の外交官によると、習近平氏は書簡の中で、中国は「相互尊重、平和共存、互恵協力の原則を堅持し、交流と協力を強化し、地域的・国際的な問題に共同で解決し、地球規模の課題に共に取り組む用意がある」と強調している。さらに書簡では、「中米関係を健全で着実に発展するための正しい軌道に戻す」ために、中国政府は相違点を解決する意思があるとも述べられている。
前日の9日、米ブルームバーグは、ジョー・バイデン米大統領と習近平中国国家主席が来週、オンライン形式の首脳会談を行う予定であると報じた。また米政権は、米国と中国が2021年末までに首脳会談を行い、その詳細について合意していると明らかにした。
スプートニクは以前、英グラスゴーで開催された気候サミットで中国と米国の代表者が非難の応酬が繰り広げ、緊迫する米中関係をさらに悪化させたと報じた。
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