宇宙ゴミとの衝突さけ、国際宇宙ステーションが軌道上昇

中国の宇宙衛星「風雲1号C」の破片との衝突を避けるため、国際宇宙ステーション(ISS)の軌道の高度が調整された。ロシアの国営宇宙開発企業「ロスコスモス」のサイトで発表された。
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中間データによれば、操作が行われたことでISSの軌道の高度は約1.2キロメートル上昇したと発表された。
ゴミとバクテリア-国際宇宙ステーションはまるで「雑然とした部屋」
ロスコスモス社のプレスサービスでは、「衛星『風雲1号C』の破片が11月12日の朝にステーションに接近する。中央機械製作科学研究所の地球周辺の宇宙空間の危険な状況に関する主要情報分析自動警告システムセンターの中間データによれば、同破片とISSの最大接近距離が約600メートルとなる可能性がある」と発表した。
調整では、ロシアのISSセグメントのサービスモジュール「ズベズダ」にドッキングしている補給船「プログレスMS-18」が活用された。
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