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適度な飲酒が高齢者にもたらすメリット

オーストラリアの研究チームは、適度な飲酒が高齢者にもたらすメリットを発見した。研究結果がオーストラリアのモナシュ大学のサイトに掲載された。
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研究チームによると、アルコールは心血管疾患のリスクやさまざまな原因による全体的な死亡率を低下させる。同時に、飲酒をしない人は心臓病になりやすいという。
適度な飲酒量は1週間に3.5〜7ドリンクで、1ドリンクはオーストラリアでは10 g、米国では14 gとさまざまだった。
1ドリンクを米国で人気のあるアルコール飲料に換算すると、35 mlのウォッカまたはウイスキー、350mlのビールまたは112mlのワイン、オーストラリアの場合は、25 mlのウォッカまたはウイスキー、250mlのビールまたは80mlのワインとなる。
調査には、心血管疾患、認知症及び運動障害をもたない米国とオーストラリアの70歳以上の高齢者1万8000人超が参加、参加者の観察期間は4年8ヶ月だった。
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