ドラマの撮影は、バンクシーの故郷、英ブリストルで行われている。バンクシーは、ドラマの撮影現場でそのおなじみの「ネズミ」を描いた。しかし、撮影の最後に主演のクリストファー・ウォーケンがバンクシーのストリートアートを塗りつぶし、作品は消された。
ドラマの担当者は「ドラマ『The Outlaws』の最後のストリートアートはバンクシーのオリジナル作品であり、クリストファー・ウォーケンが最終シーンの撮影中にそれを塗りつぶし、結果として作品を破壊したことを認める」と発表した。
ドラマの中でウォーケンは、裁判所から社会奉仕労働を命じられて建物を修復している小物の犯罪者を演じている。ウォーケン演じる主役は、最終エピソードでネズミと塗料スプレー2本を描いたバンクシーの作品を発見し、監視人に塗りつぶさなければいけないのかどうか尋ねる。監視人はこれが誰の作品かわからず、落書きをすべて消すよう命じる。
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