新型コロナウイルス

新型コロナ禍における海洋プラスチックごみの量を算出=中国の研究者

中国の研究者チームが、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の海洋上に流出した使用済みマスクやその他のプラスチックごみの量が25,000トンにのぼるとの計算を発表した。この研究結果は、米国科学アカデミー紀要に掲載された。
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中国、南洋理工大学の研究者らは、コンピュータモデルを用いて、新型コロナの感染拡大によってどのくらいのプラスチックごみが世界の海洋に流出したのかを計算した。計算の基礎としたのは、世界193カ国における医療用マスク、検査キット、専門病院の医療用廃棄物、また新型コロナ感染症の診断と治療に必要なプラスチック製品の生産量だという。
その結果、パンデミックの発生から2021年8月までに、人類が出したプラスチックごみはおよそ840万トンで、コンピューターモデルの計算によれば、そのうちの25,000トン以上がすでに世界の海洋上にあることが分かった。研究者らは、これらのごみは直接、海洋投棄されたものではなく、川から流れ込んだもので、とりわけ、人口密度が高く、環境を保護するための厳しい基準のない地域にある、長江、インダス川、黄河などのアジアの川からの流出が多いと指摘している。
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