ブルームバーグによると、2013年、米カリフォルニア州にある52のアップルショップで働く1万4683人の従業員が集団訴訟を起こした。訴訟では、従業員が、Appleがバッグの検査に要した時間に対して賃金を支払わないのは同州の法律に違反していると主張していた。同社は当時、従業員がバッグにガジェットを隠していないかどうかを確認するために必要な措置だとしていた。
2年後の3015年、裁判官は従業員の主張を認めなかったが、2020年には控訴裁判所が従業員を支持する判決を出した。Appleは今回の裁判に関するコメントを控えている。
訴訟を起こした従業員は、それぞれ1286ドル(約14万円)の和解金を受け取ることになったという。
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