TVチャンネル「ロシア24」の番組で、司会者が、若者たちはレーニンの埋葬について前の世代よりも頻繁に議論し、近代国家の「首都の中心部に埋葬されていない指導者の遺体があるのは少なくとも非文明的だ」という見方を示すようになったと指摘した。
これに対して、対外教会関係局局長を務めるヴォロコラムスクのイラリオン府主教は「遅かれ早かれレーニンが霊廟から運び出されるということに私は疑いを抱いてさえいない。なぜなら、防腐処理を施された遺体が首都の中心部に安置されているのは、実際に過去の遺物であるからだ(中略)なんらかのコンセンサスが見いだされ、遺体が埋葬されることを願っている」と述べた。
昨年9月、スプートニクは、レーニン廟の再利用コンセプトを競うコンクールが中止になったと報じた。大勢の人が激しい否定的な反応を示した。
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