研究チームは、人気のある紅茶が、収縮期血圧の高い男性と女性に及ぼす影響を研究した。
実験の参加者たちは、1日3杯の紅茶またはフラボノイドを含まないカフェイン入りの飲み物を飲んだ。参加者たちのデータは、初日、および3カ月後と6カ月後に評価された。
結果、紅茶は、フラボノイドを含まないカフェイン入りの飲み物と比べて収縮期血圧と拡張期血圧の安定化により大きな影響を及ぼしたことが明らかとなった。日中の変動はわずかだったが、夜間は10%低下した。このような効果は、実験が始まってから24時間以内に表れ、6カ月間持続したが、参加者の当初の血圧及び心拍数のレベルに関係はなかった。
研究チームは「研究結果は、カフェインに加えて、紅茶のある成分が夜間の血圧の変動速度に影響を与える可能性があることを示している」と発表した。
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