寝ている間に無呼吸になる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」が、がんの発症を示している可能性があることが、欧州肺財団の研究者らによって明らかにされた。米CNNが報じている。
研究者らによると、閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上呼吸が止まること。睡眠時に突然いびきが止まり、呼吸も止まる。通常はその後、大きないびきをかいて、再び呼吸を始めることが多い。
無呼吸になると、気道が部分的にふさがれ、血液中の酸素濃度が低下し、睡眠障害や、強い疲労感が生じると指摘されている。
研究者らは今回、この症状を持つ人が、がんと診断されることが多いことを明らかにした。このリスクがあるグループは、女性よりも男性に多いという。
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