この研究は、スペインのバルセロナ科学技術研究所の生物学者が、他のスペイン人の学者と米国の研究者と共に行った。実験では、ヒトのがん細胞にパーム油を塗布し、それをマウスに移植した。研究では、パーム油は腫瘍そのものの外観には影響を与えないものの、マウスの口腔がんや皮膚がんの転移を促進させることが確認された。研究者らによると、他の脂肪酸ではそのような影響はみられなかったという。関連ニュース