ウッタル・プラデーシュ州保健担当次官のアミット・モハン・プラサド氏は「これまでに、カンプル地区(ウッタル・プラデーシュ州)でジカウイルス感染が123例確認されており、そのうち96例は進行性だ。またカナウジ地区で1例、ラクナウ市で3例確認された」と発表した。NDTVが報じた。
プラサド氏は「我われは必要な措置を講じており、感染者の接触者の追跡に取り組んでいる」と述べた。
12日、ジカウイルス感染者は108人と報じられていた。
ジカ熱は、特に子ども、高齢者、慢性疾患を抱える人、また胎児にも害を及ぼすため妊婦にとって危険な感染症。主に蚊によって媒介され、感染しても症状がでないこともある。インドでは雨季の終わりが近づくと蚊が急増する。ジカ熱は、インド亜大陸にとって新しい病気で、アフリカからもたらされたと考えられている。
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