NHKによると、成果文書では「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求することを決意する」と明記された。
二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電については、当初案では段階的な「廃止」を加速するとされていた表現が、最終的に「削減」に弱められ、NHKは「各国の根強い意見の隔たりが浮き彫りになった」と報じた。
NHKによると、COP26のシャルマ議長は「各国が互いの違いを乗り越えて共通の課題に立ち向かうために団結できることをともに世界に示した2週間だった。平均気温の上昇を1.5度に抑えられるようにするため努力を追求することは私たち全員の責任だ。ここグラスゴーに集まった人々は大きな挑戦に立ち向かう勇気を持っている」と述べた。
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