IT・科学

IBM 従来のスパコンをしのぐ量子コンピュータ製造に成功

IBMのアーヴィンド・クリシュナCEOは、自社が従来のいかなるコンピュータもほぼこなすことのできない複雑な課題を遂行できる量子コンピュータ「 Eagle」の製造に成功したと発表した。
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ポータルAxiosによれば、量子コンピュータは今日、最大規模かつ高速な計算能力を有するスーパーコンピューターにとっても複雑とされる課題を処理する能力を持つ。
IBMは、量子コンピュータ「Eagle」は127量子ビットの情報量を処理する能力があり、100量子ビットを突破したことで、IBMは従来のコンピューターではほぼ不可能な課題を解決するコンピューティングデバイスの能力である量子的優位性を達成したと発表している。
クリシュナCEOは、この先数年で重要な役割を演じるのは量子計算技術となると語っている。
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