サザビーズのTwitterアカウントは「フリーダ・カーロの1949年の自画像『Diego y yo』は3490万ドルまで競り上がり、約800万ドルで落札された過去の競売における同画家の最高額を更新した。この謎めいた作品は、カーロ最後の「半身」の自画像で、1954年に彼女が亡くなる前に制作され」と発表した。
「Diego y yo」はカーロの自画像で、その額には夫で画家のディエゴ・リベラの顔が描かれており、リベラには第3の目がある。サザビーズによると、この作品は、ブエノスアイレスのラテンアメリカ美術館などを創設したエドゥアルドF.コスタンティーニ氏が落札した。
フリーダ・カーロ(1907-1954)は、その47年の生涯の中で、100点を超える作品を残しており、ナイーブアートやフォークアート、純粋なシュルレアリスムなどに位置づけられている。カーロの作品は世界中の美術館や個人コレクターなどが所蔵している。
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