米が停戦呼びかけ、アルメニア・アゼルバイジャン戦闘再燃で

アルメニアとアゼルバイジャンの間で軍事衝突が再燃したことを受け、米国は懸念を表明し、双方に対し、戦闘を停止し、OSCE(欧州安全保障協力機構)などを通じて対話を再開するよう呼びかけた。リアノーボスチ通信に対し、米国防長官が明らかにした。
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アルメニアとアゼルバイジャンの激しい戦闘が再開されたことについてコメントした米国務長官は、米国は深い懸念を持って事態を受け止めているとした。
また長官は、米国は双方に対し、即時停戦を求めるとともに、ナゴルノ・カラバフ紛争に関するあらゆる問題を包括的に解決する策を模索するため、OSCEのミンスクグループ(米、仏、露が共同議長)の主導などによる実質的な対話 を再開するよう呼びかけると述べた。
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アルメニア外務省は16日、アゼルバイジャン軍が国内に進入し、攻撃を行ったことを明らかにした。アルメニア国防省の発表によれば、この軍事衝突により、アルメニア側に死傷者が出ているとのこと。またアルメニア軍が拠点2ヶ所を失ったことも明らかになっている。
一方、同じく16日、アゼルバイジャン国防省は、国境線付近の情勢は依然、緊張しており、戦闘が続いていると伝えた。これを受け、同日夜、ロシア国防省は、セルゲイ・ショイグ国防相が両国の国防大臣と電話で協議を行った結果、国境付近での戦闘は停止されたと発表した。
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