韓国外務省がマスコミ向けに出した発表には次のように書かれている。
「11月15日に実施の対衛星システムの実験と、特にこの実験の結果、衛星のおびただしい数の破片のゴミが生じた憂慮の念を表している」
韓国は各国に対して宇宙を平和目的で活用するよう呼びかけた。
「我々の姿勢とは、宇宙では責任をもって平和的かつ長期的方向性で宇宙を活用し、それに対応する国際法に準じ、開発のために協力を行うようあらゆる国に呼び掛けるというものである」
ロシア国防省は先に、ロシアが11月15日、対衛星システムの発射実験を行い、その結果、現在使われていないロシアの人工衛星「ツェーリナD」を標的に見事に命中させたと発表した。ショイグ国防相は16日の声明で対衛星システムの実験の際に生じた古い衛星の破片が宇宙活動に及ぼす脅威は一切ないと明らかにしている。ショイグ国防相は実験は成功したと強調した。