ウクライナ領だったクリミアは2014年の住民選挙により、ロシア領への併合が決定された。クズミン国連副代表はウクライナ東部における紛争や人権問題について言及した中で、クリミア半島への攻撃は「ロシア連邦への攻撃を意味する、ウクライナではこれを理解している、皆さんにも理解していただきたい」と発言した。
クリミア半島が面する黒海では先に米海軍の第6艦隊が北大西洋条約機構(NATO)と合同で軍事演習を開始していた。
ポリャンスキー国連次席大使はウクライナ側から多くの脅威が発生していることを指摘したほか、黒海で米海軍の艦隊が軍事演習を行っている現状に懸念を示した。
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