アナ・バルデス氏の指導する専門家グループは、身体運動が関節炎を患う人たちに与える影響について調査を行った。ボランティアとして78人が協力し、そのうちの38人の患者らは6週間にわたり毎日15分体育運動を行い、残りの40人は何も行わなかった。
スポーツは痛みを和らげ、炎症過程のマーカーとなるサイトカインのレベル低下をもたらすことが判明した。
研究者らは、「この間、カンナビスの医療への応用に対する関心が高まっているが、しかし、私たちは、たとえば運動のように、シンプルなライフスタイルの変更が、体内のこうした物質の類似物の生成を活性化させることを明らかにした」と強調した。
研究者らによれば、このことは胃のミクロフローラの変化により生じ、また、マリファナに含まれるカンナビノイドの天然の類似物である、内因性カンナビノイドのレベル増加を引き起こすという。
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