フィギュア特集

審査員の判定は大会開催国の選手に甘くなる ロシア人フィギュア選手

フィギュア女子で2016年世界選手権3位のロシアのアンナ・ポゴリラヤ元選手(23)は、審査員団はロシアの大会ではロシア人選手らに、日本の大会では日本人選手にというふうに、開催国の選手らへの評価が多少甘くなると発言し、2014年ソチ五輪の判定論争に言及した。
この記事をSputnikで読む
ポゴリラヤ氏は、ソチ五輪の審査員らはロシア人選手に「多少甘かった」と述べ、これは「どんな国でも普通にあること」と語っている。
ポゴリラヤ氏は次のように語っている「米国では米国人選手に甘く、日本では日本人選手が手を貸してもらえるのは普通よ。ロシアの大会だってロシア人選手に甘い。ソチ(五輪)ではロシア人選手に少してこ入れがされたもの。でもね、アデリナ(ソトニコワ)がミスなく完璧な演技を見せたとしたら、彼女の水準に届く人は誰もいなかったでしょうね」
ポゴリラヤ氏は、ソトニコワの最大のライバルだった韓国のキム・ヨナが「2つの完璧なスケーティング、素晴らしいグライディング、見事に的を得たプログラム」をこなしながらも金メダルを逃した悔しさはよくわかるとしながらも、「『ルッツ-ループジャンプ』の連続ジャンプも手伝って軍配はアデリナに上がっていました。だから誰が何と言おうと、あの金メダルはアデリナのものであることに間違いないのです」と言い切った。
関連ニュース
「精神科医が必要」 五輪金メダルのソトニコワに何が起きている?
ソチ女王ソトニコワ2018―19シーズンは出場せず
コメント