イスラエル公安庁は、「公安庁と警視庁は合同捜査の一環で、2021年11月、国防相の家で清掃を担当していたイスラエル人のオムリ・ゴレンを尋問のために逮捕した。捜査の結果、オムリは逮捕の数日前、自らの意思で、あるSNSを通じてイランに関連する組織と連絡を取り、大臣の自宅に出入りしていることから様々な協力を申し出ていたことが判明した」と発表している。
調査では、ゴレン容疑者がガンツ大臣のパソコンにマルウェアをインストールすることを提案したことがわかっている。ゴレン容疑者は自分の意図と能力の真剣度を示すために、大臣のコンピュータの画像など、邸宅内の様々な部屋の写真を送っていた。
イスラエル公安庁は、オムリ・ゴレンには国家の機密情報へのアクセス手段がなかったため、機密漏れの被害はなかったと強調している。
イスラエル公安庁は調査と並行し、類似の犯罪を未然に防止するために一連の対策を講じると発表している。
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