米国が北京五輪の外交的ボイコットを検討

米国のジョー・バイデン大統領は2022年に北京で開催される冬季五輪について、外交上のボイコットを検討していることを明らかにした。
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バイデン大統領は記者会見で質問に答えた中で、「これは現在審議中である」と回答した。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官によると、バイデン大統領は五輪ボイコットについて中国の習近平国家主席との会談では言及しなかったという。
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先に米紙ワシントンポストはバイデン政権がまもなく五輪の外交的ボイコットを発表すると報じていた。消息筋によると、バイデン氏も政府高官のいずれも公的立場で北京五輪には出席しないという。このボイコットは中国政府による人権侵害への抗議を示すものになる。なお、政府によるボイコットは米国代表団の五輪参加に影響を与えるものではない。
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